看護部
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看護部
看護部長あいさつ
当院は急性期病院で脳卒中や骨折等の治療後、自宅退院や社会復帰を目指す患者様に多職種の専門職チームで集中的にリハビリテーションを提供する病院です。
看護職員には、生活に不自由さを抱える患者様が、その人らしい生活を送れるよう生活の再構築に向けた看護・ケアを創造し、提供する役割があります。患者様が思いを語り、思いに寄り添う看護・ケアを提供し、地域に戻って生活できることは患者様・ご家族様だけでなく、職員にとっても喜びに繋がります。
「手には技術 頭には知識 患者様には愛を」の病院理念の元、患者様一人ひとりの思いを大切にし、心のこもった看護・ケアの提供に努め、「この病院を選んでよかった」と感じていただけるよう摯実に取り組んで参ります。
看護部長
大西 早苗
看護部の理念・方針
看護部の理念
確かな知識と技術、豊かな感性
看護部の方針
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1.
患者・そのご家族様一人ひとりの思いを大切にし、心のこもった看護・ケアを提供します
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2.
多職種と協働し、患者中心のリハビリテーション看護・ケアを提供します
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3.
専門職として自己研鑽を続け、自覚と誇りをもって看護・ケアを行います
看護部目標
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1.患者満足度を高める
基本・手順に沿った看護・ケアを提供できる
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2.職務満足度を高める
看護管理者の育成・支援体制を整備することで管理者がビジョンをもち根拠を持って役割を発揮することができる知識を行動に結びつけることでケアの質を向上する
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3.地域で選ばれる病院となる
看護が院内・地域に貢献できる活動を検討・実施する
看護部組織図
看護体制
回復期リハビリテーション病棟入院料1 13:1
主な勤務体制
看護師 勤務体制
日勤 | 8:30 ~ 17:00 |
---|---|
遅出 | 12:15 ~ 20:45 |
夜勤 | 16:30 ~ 9:00 |
看護補助者 勤務体制
早出 | 7:00 ~ 15:30 |
---|---|
日勤 | 8:30 ~ 17:00 |
夜勤 | 16:30 ~ 9:00 |
看護提供方式
固定チームナーシング
受け持ち看護師を一定期間固定し、役割と業務を明確にする
教育体制
看護部の教育理念
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1.
病院の理念、看護部の理念・方針に基づいて、患者様およびご家族様に信頼される看護職員を育成する
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2.
人としての尊厳および権利を尊重した看護が提供できる看護職員を育成する
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3.
医療チームの一員であることを自覚し、質の高い看護が提供できる看護職員を育成する
育成したい看護師像
病院理念・基本方針の基に豊かな感性と高い倫理観を持ち、幅広い専門知識・技術・態度を統合して、患者様・ご家族様に寄り添い、根拠ある看護を提供できる自律した看護誌の育成を目指します。
キャリア概念図
キャリアの発展は、ラダーシステムを主軸とし、ラダーレベルⅡまでは必須(基礎)、レベルⅢからは自己のキャリアを発展していけるよう必須および選択研修を設けた。レベルⅣ・Ⅴは院外研修を軸として構成し、高度看護実践者、教育・研究者、看護管理者、ジェネラリストを目指すスタッフのために各種支援制度を整えている。
教育方針
看護の専門職として常に最善のケアを提供するために必要な能力を開発、維持・向上し、自らのキャリアを開発するために教育提供体制および教育内容の充実を目指している
病棟の紹介
A病棟 紹介
A病棟はスタッフの仲が良く、様々な職種の方たちとも協力し、チームでの取り組みを目標に日々頑張っています。
私たちの勤務する回復期リハビリテーション病院は、患者様がどのような障害を持ったとしても、これからの人生をどう生きていくかを一緒に考え、一緒に挑戦できる場所だと考えています。
きっと今までと違う自分や生活に不安や怒り、色々な感情を持って当院に入院してこられると思います。
そんな中でも少しずつ出来ることが増え、住み慣れた家もしくは地域へ戻れる日が来るよう、一緒に頑張らせていただきたいです。
入院中、思い通りに生活することは難しいですが、少しでも快適に、退院されるときに「ここに入院してよかった」「出会えてよかった」と思っていただけるよう努力していきます。
A病棟 副師長
松澤 真琴
B病棟 紹介
A病棟は多職種で連携を密に図り、スタッフ一丸となって頑張っています。
日々、患者様・ご家族様の「どのようなになりたいか」の希望に添えるようにチームで話し合い、よりよい入院生活、よりよい退院に向けての支援に力を入れています。
看護師だけでなく看護補助者もオムツマイスターの認定を受け、患者様の状態に合わせた排泄の介助を行う事で、スムーズなリハビリが出来るように工夫を心がけています。
ご退院のときの患者様の笑顔を励みに、看護・介護に取り組んでいきます。
B病棟 師長
古賀 光子
C病棟 紹介
C病棟は、患者様・ご家族様の目標に向かって一緒に悩んだり喜んだりしながら、その方1人1人にあった看護が提供できる病棟作りを目指しています。
リハビリや看護介護の知識の向上のため、スタッフそれぞれが自己研鑽に努め、患者様に還元できるよう日々の実践に繋げています。患者様やご家族様の希望に寄り添い、目標が達成できたときや、感謝の言葉をかけていただいたときの喜びを原動力とし、今日も精一杯心を込めて看護・介護を提供しています。
患者様・ご家族様が安心して入院生活が送れるよう、スタッフ一同全力でサポートさせていただきます。
C病棟 師長
佐々木 和美
認定看護師
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
私は、当院で脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の教育課程を学ぶ機会を頂き、2019年に資格を取得しました。心がけているのは、患者様を「生活者」として意識することです。入院している期間は、医療者が病気・生活全般を管理していることが多いですが、退院後が患者様にとっての本来の「生活」になります。病院では、リハビリによる運動や食事制限、禁煙といった生活習慣を管理されており、気をつけることが出来ています。しかし、退院後には継続することが出来ず、脳卒中を再発してしまう患者様がいます。脳卒中再発のリスクが減らせるよう、患者様の生活や価値観を大切にしながら、現実的に行える生活習慣を、患者様と対話しながら一緒に考えています。
また、脳卒中は回復期リハビリテーション病院を退院した後も、障害を抱えることが多く、今までの生活の再構築を迫られることも少なくありません。患者様・ご家族様の希望に沿えるよう、また、退院後の生活不安が少しでも軽減できるよう、地域の在宅サービスの方とも連携を取り、退院支援を行っています。
脳卒中看護は、誤嚥性肺炎、褥瘡、深部静脈血栓といった合併症の予防に加えて、高血圧や糖尿病といった脳卒中再発リスクを管理することが重要になります。また、意識回復のための援助などを行い、リハビリがスムーズに行えるよう仲間と技術を高めて、看護の質が上がるよう取り組みをしています。
看護師 副主任
菊地 真吾
回復期リハビリテーション看護師
当院には回復期リハビリテーション看護師認定コース修了者が2名在籍しています。
私たちは、回復期リハビリテーション看護師として、勉強会を開催しスタッフの知識向上に努める事を目標にしており、回復期リハビリテーション看護の質が向上するために必要なことを、わかりやすく学んでもらえるように毎月話し合いをしています。患者さんの価値観や希望を尊重し、退院後も自分らしい生活が送れるように、それに基づいた看護ケアを提供できるような勉強会の企画を考え、実施しています。
回復期看護は、1人の患者さんとじっくりかかわる事ができ、回復していく姿を見送ることができます。入院時には、日常生活のすべてに介助が必要であった患者様が、少しずつ自分でできることが増えていき、自信がついて笑顔が多くなってこられます。
患者さんの目標・希望をチームで共有し、リハビリにより回復していく姿を直接見られることは、看護師として大きなやりがいを感じます。日々業務の中で行っているケアを、学び直し振り返ることは、患者さんに沿ったケアとはどういうものかを考えることにつながります。
1人ひとりが、より良いケアを提供できることが看護の質の向上につながり、看護部全体のスキルレベルや知識が向上できるように取り組んでいます。
患者様・ご家族様に、「みどり野に入院してよかった」と満足していただけるよう、努力して参ります。
看護師 副主任
德野 諒子