パーキンソン病とは

日本では15万人以上の患者さんがいます

パーキンソン病はめずらしい病気ではありません。日本全体で約15万人の患者さんがいると推定され、高齢化社会が進むにつれて、今後ますます患者数は増えると予想されています。適切な治療と運動療法を受けることによって自立度の高い生活を送り、健康寿命を延長することが社会的なニーズとなっています。

中高年に多い病気です

パーキンソン病は50、60歳代で発病することが多いのですが、70歳以上の高齢者で発病することも稀ではありません。逆に20~30歳代で発病する方もいます。
元ボクサーのモハメッド・アリ、俳優のマイケル・J・フォックスなどもパーキンソン病で有名な人達です。日本人では、岡本太郎さんや永 六輔さんが有名です。

脳内のドパミンが不足します

パーキンソン病は脳幹の中脳黒質の神経細胞がゆっくりと徐々に変性し少なくなるために、大脳基底核(線条体)においてドパミンという神経伝達物質が減少する病気です。線条体におけるドパミンは、我々がスムースに運動するための調整を行っているので、ドパミンが不足すると、動作がぎこちなくなったり、遅くなったり、小さくなったり、少なくなったり(無動)、手足がこわばったり(固縮)、また振るえたり(振戦)します。
さらに、脳内のドパミンが減少すると、ヤル気が消失したり、うつ状態になったりすることも知られています。
病気の原因はまだよくわかっていませんが、現在、世界中で活発に研究が行われています。

専門医による早期診断と適切な治療が大切です

パーキンソン病の症状は、通常からだの片側(右または左)から始まるのが特徴ですが、症状がゆっくり進行するために、患者さん自身が気づかないこともあります。
また同じような症状を示す病気が他にもあるため、せっかく医療機関を受診しても、見逃されたり、整形外科や精神科の病気などと間違われたりして、何年間も放置されることも決して少なくありません。
さらには「スルピリド」などの《薬の副作用》によってパーキンソン病に似た症状が出現することもあります。
早く正しい診断を受け、それに基づく適切な治療を受けるためには、パーキンソン病診療の経験が豊富なパーキンソン病治療専門医にかかることが大切です。

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